素敵なレイアウトのご紹介 日本語&英語
平成28年版の総務省「情報通信白書」では、2015年末時点で、スマートフォンの保有率は72.0%との報告があり、数日前(6月20日)に発表された民間調査(博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所「メディア定点調査2017」)では、77.5%と8割に迫る保有率だという結果も出ているほど、常時インターネットを介しての情報取得が可能な時代になっているよう今日。だからこそ紙媒体の存在意義も、また価値を増してきていると認識しております。
創意工夫様々な紙媒体を見ると、まだまだ紙や印刷の可能性について驚かされることが多くあります。さすが三大発明のひとつだなぁーと思ったりw
今回ご紹介したいのは、日本語と英語の両方で記載されている素敵なレイアウトの紙面。
訪日&在日外国人が増えるなか、様々な英訳付きの紙媒体も増えてきました。しかしまだ機能要素が大きく、ユーザービリティまで考えられたデザインが少ないように感じております。
デザイン性を損なわず、日本語も英語も一体感を持ったレイアウトが素晴らしいと感じた紙面をご紹介。
虎ノ門ヒルズ季刊誌『OUR PARKS』の一面です。
『OUR PARKS』は、2015年春より森ビル株式会社が刊行している季刊誌で、以下のようなコンセプトでスタートされているようです。
日々さまざまなヒト・コト・モノが行き交い、景観を変えていく虎ノ門エリア。新しい繋がりを生む可能性が秘められている場所を、ひとつの「パーク(公園)」と考えたとき、私たちにとっての「パーク」とはなにか? パークが私たちの営みに果たす効用について、改めて考える場として本冊子をスタートさせました。
http://toranomonhills.com/ja/#/Downloads
上記に紹介した写真は、虎ノ門エリアのおすすめスポットを紹介している紙面です。
見やすい・読みやすい・分かりやすいレイアウトとなっております。シンプルだけど、情報がまとめられ、ちょっと立ち寄って見たくなるような遊び心をくすぐられるデザインです。
虎ノ門というエリアの特質から、記事は必ず英訳でも記載されております。テキストもデザインの一部としてレイアウトされており、ユーザービリティを意識した高い視認性が見受けられます。
本誌自体は、
1、リーフレットのような気軽に手に取ってもらる
2、オシャレな雑誌のような感覚で広げてもらえる
3、知的なイメージを漂うわせるようなNEWS Paperとして読んでもらる
というような流れを感じさせる媒体となっております。
『OUR PARKS』の本誌自体も、虎ノ門ヒルズを中心とした情報発信が、豊富に盛り込まれていて、【文化の発信基地】としての役割を担っております。
本来、ホテルや旅館が、このようなランドマーク的存在であり、【文化の発信基地】を担っていたはず……負けてはいられません!!
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